青い鳥とフロリナ姫のパドドゥご紹介

バレエ『眠れる森の美女』の中でも、ひときわ観客の目を引く可愛らしくて美しいシーンが、第3幕に登場する「ブルーバードとフロリナ姫のパ・ド・ドゥ(Pas de Deux)」です。

オーロラ姫とデジレ王子の華やかな結婚式の場面で、童話の登場人物たちが次々と祝福に現れ、その中の一組として踊られるのがこのパ・ド・ドゥ。シャルル・ペローの童話『青い鳥』をもとに、魔法によって青い鳥に変えられた王子と、囚われのフロリナ姫の再会と愛を表現する幻想的なデュエットです。

目次

あらすじ:童話『青い鳥』がもとになった愛の物語

フロリナ姫と恋に落ちた王子は、継母の怒りを買い、魔法で青い鳥の姿に変えられてしまいます。
姫は高い塔に幽閉されてしまいますが、青い鳥となった王子は自由に空を飛び、姫のもとへと通い続けます。
やがて魔法は解け、二人は再び結ばれる

――そんな純粋な愛の物語が、この短いパ・ド・ドゥに込められています。

パ・ド・ドゥの特徴:跳躍と繊細さの調和

パ・ド・ドゥの構成はこちら

アントレ(登場)
アダージョ(男女のゆったりしたデュエット)
男性のヴァリエーション(ソロ):ブルーバードの華やかで跳躍の多い踊り
女性のヴァリエーション(ソロ):フロリナ姫の繊細で可憐なソロ
コーダ(盛り上がりと締め)

ブルーバード(男性ダンサー)のヴァリエーション特徴

連続した高い跳躍や軽やかな足さばきが求められる、技巧的で爽快なヴァリエーションを踊ります。まさに鳥のように舞う姿が素敵です

フロリナ姫(女性ダンサー)のヴァリエーション特徴

リリカルで繊細なヴァリエーションを踊ります。高音域の美しい旋律にのせて、優雅なポール・ド・ブラ(腕の動き)と柔らかなステップが続き、可憐で夢のような存在感を放ちます

コーダ

二人の踊りが絡み合うコーダでは、愛と喜びに溢れ、絵本の中のワンシーンのように可愛らしく華やかな空気が舞台に広がります

おすすめ動画のご紹介

百聞は一見に如かず!ということで、参考のおすすめ動画をご紹介しておきますね。チェンネルのリンクを貼っておきますので、気になるものはぜひ探してみてください!

フロリナ姫のヴァリエーション -Princess Florine Variation

BALLET COLLECTION 087 チャンネルさんが、6名のダンサーの切り抜き動画をUPされていらっしゃいます。みなさんは、どのダンサーのバリエーションがお好きでしょう? 

  1. 永久メイ- May Nagahisa (マリインスキー – Mariinsky )
  2. 高田茜 – Akane Takada(ロイヤルバレエ – The Royal Ballet)
  3. サラ・ラム – Sarah Lamb(ロイヤルバレエ – The Royal Ballet)
  4. アナスタシア・デニソーワ- Anastasia Denisova(ボリショイバレエ – Bolshoi Ballet)
  5. オレシャ・ノヴィコヴァ – Olesya Novikova(マリインスキー Mariinsky)
  6. レナータ・シャキロヴァ – Renata Shakirova(マリインスキー Mariinsky)

ブルーバードのヴァリエーション - Blue Bird Variation –

Vodka gorilla さんの解説付き!面白いし、マチアスが美しくてオススメ!
マチアス・エイマン – Mathias Heymann (パリ・オペラ座 – Opéra national de Paris)

    Vodka gorilla CHは、ロシア国立ノヴォシビルスク劇場 第1ソリスト「福田 昴平さん」の「バレエ鑑賞チャンネル」。プロダンサー目線の詳しくかつ、親しみやすく笑いがとならない解説は必見!個人的に、ぜひUP動画すべて見ていただきたい、おすすめチャンネルです

    パ・ド・ドゥ通し動画 – Bluebird and Florina Pas de Deux

    1. taketakeCH さんの動画

    ボリショイバレエ – Bolshoi Ballet
    ・フロリナ –Florina :アナスタシア・デニソーワ – Anastasia Denisova
    ・ブルーバード – Blue Bird:アルテミイ・ベリャコフ – Artemy Belyakov

    2. BALLET COLLECTION 087 CH さんの動画

    マリインスキーバレエ – Mariinsky ← メイちゃん必見!全員見ましょう!笑
    ・フロリナ – Florina : 永久メイMAY NAGAHISA
    ・ブルーバード – Blue Bird: エフゲニー・コノヴァロフ – YEVGENY KONOVALOV

    最後に

    「Bluebird and Princess Florine」のパ・ド・ドゥは、短いながらも深い物語性と技術的な魅力をあわせ持つ名シーン!チャイコフスキーの美しい旋律とプティパの精緻な振付が、愛と希望に満ちた世界を描き出します。

    バレエ鑑賞が初めての方にもおすすめできる、美しくロマンティックな珠玉のワンシーンです。
    ぜひ機会があれば、実際の舞台や映像で味わってみてくださいね!


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    この記事を書いた人

    三度のご飯よりバレエが大好きなバレエ専門のフォトグラファー
    自身でバレエも習い、どっぷりバレエ漬け。
    このサイトでは、私ならではの関わりの視点でバレエ情報を楽しく発信していきます。

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